四阿の静謐 -castitatis lilium-

台湾の台北在住。台湾企業に勤める会社員。日々の記録。

こういう自分であるから。

またもや仕事が暇に……波がありすぎるな。もうちょっと平均してあるとありがたいのだけど、そう贅沢も言えない身分なので、仕事がないときは関連法律の勉強などをしております。といっても読んでいるだけで眠くなるような代物ばかりですが。硬い文章はそれだけで眠気を誘いますな。でも実は、こういう法律文書を読むのはそれほど嫌いでも苦でもないのです。昔公務員試験のために六法を必死に覚えていたころ、条文の硬さに拒否反応を起こすどころか、むしろ嬉々としてその理解にいそしんでいましたから。もちろん公務員試験レベルなので、覚える条文は非常に基礎的かつ有名どころばかりだったのですが、憲法とか民法とか普段触れない比較的古典的な文章を読んで暗唱できるというのは一種の教養のような気がしていました。

自分でも自覚している癖なのですが、わたしは『知っている』という状態に非常に重きを置くタイプで、極端に言うと知ってしまえばあとはそれを活用できなくても良い、と思っている節があります。頭の中に知識があって、好きな時に(もしくは必要とされた時に)自由にその知識を正確に端的に提供できることに達成感を感じるタイプなのです。だから何でも知っていたい。知らないことがあれば(自分の興味がある範囲に限られますが)とことん突き詰めて知識を獲得したい。「よく知ってるねー」「何でも知ってるねー」が最大の褒め言葉。知識のカバー範囲が広ければ広いほど満足できるタイプなのです。でも裏を返せば、ただ『知っている』だけ。だから何?その知識がどこでどういう風に役立つの?と突っ込まれると弱い。それを踏まえて何かに活かしてこその知識なんですけど、今のところ『知っている』で止まっていることの方が多いです、残念なことに。要は自己満足の世界なんですな。

 

ダイエットは全然痩せません。特にお腹が面白いほど痩せません。まあ圧倒的に運動が足りないのが原因だろうけど……でも食事には結構気を使っているのに……。10年前のワンピースを着たいという悲願は叶うのでしょうか。否、叶えたい。チャックが何の引っ掛かりもなくすっと閉まるあのたおやかな感じをもう一度味わいたい。あのころはそうは全然思っていなかったけど、本当に痩せていたのだなあ。恵まれていたのだなあ……(´Д` )

ダイエットのように、成果がなかなか目に見えない作業を黙々と続けるのには相当な強い意思がいる。体重はこの際どうでもいい。見た目さえ少しでも痩せてくれれば、ほんの少しでも腹が引っ込めば、がんばって運動しよう、続けようと思えるのに……今のところ見た目にも何の変化もなくて正直がっくし。気長にしかし地道に我慢強く続けていけば成果は必ずついてくる、そう信じてやり続けなければと分かってはいるものの、現実はあまりにも残酷で厳しい。

街ゆく夏めいた女性たちのスラリとした肢体を目にするたび、これが本当に自分と同じ種の生き物なのかと疑いたくなる。もし同じ種だとするなら、何故外見でこんなにも違いが出るのだろう?個体差ありすぎないか。こんな成りで『女』を名乗るのはあまりに恥ずかしく無様で、それ故に女性らしい振る舞いや言動をなるべく押し殺して生きる毎日。馬鹿げた生き方をしているんだろう。しかし、この劣等感は、このように生まれついた者にのみ理解されうる独特の感情なのだと思う。それは自分という存在をこの世界に許すための一種の免罪符でもある。だから、それを簡単に手放すことは出来ないのだ。