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四阿の静謐 -castitatis lilium-

台湾の台北在住。台湾企業に勤める会社員。日々の記録。

不満と回顧と。

1昨日はほとほと手元が狂った日で、最もショックだったのが、履いていたカラージーンズに赤ボールペンで線を描いてしまったこと。もちろん不可抗力だったのだが、普通ならここには描かないだろっていう部位に何故かペンの先が当たってそのままツーって……∑(゚Д゚) ありえない。淡い色だから余計に目立つし、落ちなかったらもう履けないよ〜。うちに帰って速攻漂白剤に浸けてみたけど、一向に落ちる気配がない。ああ、数少ないわたしのパンツのひとつがおじゃんに……。

 

相方と映画を見た後ブラブラしているところなのだが、何故だか異様にイライラする。隣を歩いてても相方が手に持っている手提げがわたしの足に当たって歩きづらいし、横断歩道ではわたしを置いて先に行ってしまうし、手も繋がなければ腕を組むこともない。二人で出かけている感じが全くしない。相方が何かを思いついてわたしの肩を叩いたとき、相方は軽く叩いたつもりだったのだが結構痛くて、思わず「痛っ!」と言ってしまったらとても腑に落ちない顔をされて、それでわたしも不機嫌になって今に至る。何故なんだろうか?相方と一緒にいても全然楽しいと思えない。楽しくする努力をわたしが怠って、むしろ雰囲気を壊してるのは我儘なわたしの方なんだろうと思うけど、何故だか本当に笑顔で接することができない。あれもしてくれない、これもしてくれない、わたしが隣にいるということを蔑ろにしている、そんな不満ばかりが心を占めている。どうしてこんなに受け身なのだろう?

 

「昼顔」というドラマを見ている。見終わったあとはたいてい何をする気にもなれず、つい昔の情報を検索してしまう。本当は写真も見てしまいたいけれど、外部HDDに保存してあるのですぐには見られない。それでいいのかもしれない。名前を呼ぶとどうしても胸が締め付けられて、目頭が濡れる。あのとき、しばらく会わないとさえ言わなかったら、また違う今があったんだろうか。会えなくて全身が引きちぎれそうな悔しさと辛さに苦しんだことは、後にも先にもあれが最後だろうと思う。心の底から他人を全身全霊で守りたいと思ったことも。人を愛し、愛される歓びに溺れたことも。みんなみんな、あれが一生に一度のことかもしれないと思えるほど、あの時のわたしの時間は何よりも濃かった。本当の意味で、生きていた。あれが生きるということなんだと身を持って感じていた。問題だらけの中で、ただただ、幸せで、不幸せだった。

あの人はもうこの世にいない。