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四阿の静謐 -castitatis lilium-

台湾の台北在住。台湾企業に勤める会社員。日々の記録。

憎しみの業火に焼かれながら、毎日生きてる。

今日はとことんついてない日だった。会社でも駅でも歩道でも、進む先々に必ず誰かいてこれでもかというくらい進路妨害され、仕事はイレギュラーが次々と舞い込み、家に帰れば蜘蛛がいて捕まえようとしたら知らぬ間に腕にくっついていて半狂乱にさせられ、夜洗濯物を干していたら天井にでかい虫がいるのを見てしまい。なんなの。わたし何かしましたっけね?ここまで苛つかせられた日は久しぶりで、もう心の中で何百回『死ね糞が!』と言ったかわからない。普段も相当荒れてますが、今日は荒み方が半端無かったです。

そしてその分身も心もとても疲弊した……顔を洗うとき分かるんですよね、皮膚がとてもこわばっているのが。身体全体も余計な力が入ったせいでキシキシ痛むし、頭もすっきりしない。そして何より、頑張ろうという前向きな気持ちになれない。自分にとって邪魔なものや人全てに敵意をむき出しにしていると、イライラエネルギーが全身を支配して、それだけに労力を奪われて他のことに力を注げなくなり、結果納得行くものが全くできなり、そのせいで自分をさらに蔑むという超・悪循環。ここまで自分に良くない影響があると分かっていながら、何故瞬間湯沸器のように一気に吹き出す憎しみを抑えられないのでしょうか。このままずっと、毎日誰かしら、何かしらを憎んで汚い言葉で罵って生きていくのでしょうか。そんな人間が幸せになれるはずない。

 

先日卓球の帰り、マンションのドアマンの人がドアを開けてくれながら、「今笑ってたね。とっても楽しそうな顔をしてたね。すごくいい顔だったよ」と言ってくれて、思いもかけない言葉にびっくりしたものの、あとからほんわか嬉しくなった。そんな顔ができる瞬間が、まだわたしにもあったのだということが、わたしの荒んだ心を大いに慰めた。そんな笑顔を、今度は好きな人達に向けられたらいい。