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四阿の静謐 -castitatis lilium-

台湾の台北在住。台湾企業に勤める会社員。日々の記録。

サイクリングは人生である。ぷふー。

昨日は何ヶ月かぶりにサイクリング。天気晴れたり曇ったりだけど、いい感じに風が吹いててとても気持ちが良かった。サイクリングロードは大体川に沿って伸びているので、引き潮で完全に川底が露わになった様子とか、太陽がキラキラ川面に反射している様子とかを横目に見ながらスイスイ走る。サイクリングをしているとき、わたしはどこまでも自由だ。途中色んな障害物があったり、マナーの悪い人たちに邪魔されたり、向かい風に苦しんでなかなか前に進めなかったりもするけど、それすらもさらりと受け流して、道の続く限り前へ前へ、たった一人でどこまでも果てなく行ける気さえする。この開放感は何物にも代え難い、わたしの大切な宝物だ。

サイクリングは人生に似ている。いつも順風満帆ではなく、いろんな要因で進みを阻害される。ちょっと油断すると道に何があるか、何が飛び出てくるか分からないし、他の人がこう来るだろうと予想して避けようとしても何故かそれと反対の動きをしてくるし、団体客に進路を阻まれることはザラだし、風が四方八方から吹いてペダルが重くて前になかなか進まない時もあるし、突然の雨に降られてぐっしょり濡れる時だってある。でも、天気が良くて心地よい追い風が吹いて、見渡す限りサイクリングロードにわたし一人しかいなくて、思いっきりペダルを漕いで風と一体化できるときもある。文字通り山あり谷ありなのだ。そして、ペダルを漕ぐ限り、サイクリングはずっと続く。生きようとする限り、人生が続くように。

 

人から一緒にサイクリングしようと言われても、なんとなく気が進まず断ってしまう。自由な時間を、誰かと一緒にいることで縛られたくないのだ。わたしにとって、サイクリングは一人のものだ。

つまり、わたしにとって、人生も一人のもの……ということにはならないか?ぷふー。