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四阿の静謐 -castitatis lilium-

台湾の台北在住。台湾企業に勤める会社員。日々の記録。

いい歳こいて見る夢。

先週火曜の中国語のレッスン。順調とはいかないまでも、そこそこ話せてやっぱり楽しくて。きっと、先生が『先生』に徹してくれているからこそ、こんなに毎回楽しく授業が進むのだと思う。先生は話好きで、ほっとけばいくらでもしゃべる。でも、ふんふんと聞いていると突然「じゃあ今まで言ったことを自分の言葉で要約してみて」と容赦なくしかけてくるし、派生事項も数えきれないくらい教えてくれる。間違ったり不自然だったりする箇所も、手加減せずに訂正してくれる。たまに強引に思えてわたしが機嫌を損ねる時もあるけれど(もちろんできるだけ顔に出さないようにしている、つもり)、それすらも敏感に感じ取って常に教え方をわたしに合うように修正しようと努力してくれる。この人に会えて、正解だった。そう思える数少ない人の一人だ。

 

ここ一週間ほど、ずっと焦りと行き詰まりを感じて毎日を過ごしていた。仕事もプライベートもそこそこ充実していて、特に大きな問題は見当たらないはずなのに、何故か自分が頑張っていないような、怠けているような感覚が抜けなくて、でもどうしていいか分からなくて、ズブズブ泥沼でもがいているような気持ちが続いていた。そんな時、たまたま3年ぶりに覗いてみたmixiで、アメリカに留学した昔の同僚が博士号を取得したことを知った。五年目の春。嗚呼、この人は着実に堅実に日々を積み重ねて『進歩』しているのだと思い知らされた。人生の目標をきちんと達成しているのだと。かたやわたしは?いつまでもいつまでも、人生こんなもんだとただ嘆いているだけで、何の進歩もしていない。と思う。言に生活に大きな変化はなく、何かをやり遂げたこともなく、仕事内容も変わらず、同じようなことを繰り返しているだけの毎日。そこには、終わりも始まりも区切りもない。充実感が、ない。

 

だから、もう34だけど、保障もなにもないけど、人生賭けに出ることにした。まずは足場固め。年内には道筋をつける。あとは金次第。