四阿の静謐 -castitatis lilium-

台湾の台北在住。台湾企業に勤める会社員。日々の記録。

それはもう畏怖でしかない。

相方くんの妹さんができちゃった婚する。話を聞くとどうやら計画的犯行らしい。げに恐ろしきは女の知恵よのう。でもそれが通じる相手でよかったね。

 

相方くんとの話し合い(話し合いにもなっていないようなものだが)は既にほぼ決裂気味で、恐らく落とし所を見つけることはできないと思う。つまり、別れるしかないということだ。わたしはどうしても子どもを出産することに抵抗があるし、妥協して養子という案を出してはいるが、本心はやはり子どもを持ちたくないし。相方くんは自分の血が入ってない子どもはダメそうだから、もうどこまでいっても平行線だと思う。どちらかが妥協すれば、一生のしこりとなりかねない。相手の幸せ、自分の幸せを本当に考えるなら、今の時点で別れを選択することが一番良いのだと思う。もちろん、情もあるし、これから別のパートナーが見つかるのかという不安もあって、別れる踏ん切りがなかなかつかないのが現状だが、それでも痛みを覚悟して、別々の道を歩むことが正解なんだろう。

自分の身体の中に別の生命体が宿り、それが日に日に大きくなっていずれわたしにものすごい痛みを与えてそこから出てくる。その生命体の生命維持の責任は全て自分に覆いかぶさってきて、その重圧たるや人をも殺せそうなものだ。その生命体のケツは未来永劫全て自分が持たなくてはいけない。無条件に愛さなければ、それだけで非難される。親、という立場に無理やり押し込められ、その責務を全うするためだけに生きるよう強制される。こんなに恐ろしい人生を、僕は他に知らない。