四阿の静謐 -castitatis lilium-

台湾の台北在住。台湾企業に勤める会社員。日々の記録。

滅入る。

産休を取っている同僚が久しぶりに会社に来て、赤ちゃんの写真を見せてくれた。幸せそうな笑顔。良いことだ、とシンプルに思う。四六時中面倒見なきゃならなくて大変、と言いながらも、どこか満ち足りた微笑みがそこにはあって、嗚呼、幸福な選択をしたのだなと感じさせられる。そういうのはとても、いい。自分の選択に後悔がないというのは本当にありがたく、幸せなことだと思う。そういう人生を歩める人が、とても眩しくて好きだ。そして、やはりどこか羨ましい。

 

台北は雨ばかり降り続いていて、冬に逆戻りしたかのような湿気と寒さに本当に気が滅入る。部屋はいつもかび臭く、お風呂は換気扇が無いためにいつも湿っていて、気が付くとタイルのあちらこちらに黒かびが繁殖している。空気が鬱陶しいほど重苦しく、湿気のせいで髪の毛のうねりが最高にひどい。とても尋常な精神で暮らせる状態ではない。外にいるときはそれでも仕方がないと諦められるが、部屋の中にいてもこの居心地の悪さ。本当に住環境が悪すぎる。